子供たちの身体の成長
ジュニア期の姿勢や柔軟性の低下に危機感を抱きます。長時間のゲームやスマホを見る姿勢、机に向かう姿勢により円背姿勢(猫背)が強く正常にバンザイができない子も多くいます。また、ソファにもたれて座る、椅子に浅く座る姿勢の持続により腰が落ち、長座位でも後ろに倒れそうで座っていられない子もいるくらいです。
人は最も楽な姿勢を自然と取るものなので、ご両親に「姿勢を正しなさい」と言われても、見た目上の“良い姿勢”は窮屈で耐えることが難しいのです。
姿勢を変えていくには身体の柔軟性や筋バランスを変化させ「楽で動きやすい姿勢」に変えていく必要があります。 スポーツにおいての良い姿勢=動かしやすい姿勢と考えています。
動かしにくい姿勢は可動範囲も制限されぎこちない動きになりもちろん怪我のリスクも増え、競技パフォーマンスにも大きく影響します。トップアスリートに猫背や偏った姿勢の選手はいません。
FUNスポーツ!フィジケイド✩ではそういった成長期の子供たちの姿勢や柔軟性に着目して動きやすい身体、子供らしいしなやかな身体を求めてトレーナーが指導いたします。
そしてFUNスポーツ!フィジケイド✩では毎回違ったスポーツを企画し専門の講師が指導してくれます。
日本では一つのスポーツを専門的に取り組むことが通常ですが、海外ではプロ選手でさえシーズンオフに別のスポーツをすることは当たり前です。スポーツにはそれぞれ特色のある動きが存在します。一つの種目だけではなかなか動かさない身体の使い方があります。ジュニア期の身体の成長の観点から見ても、複数のスポーツをすることで関節に多くの刺激が入り特に成長期の子供たちの関節を取り巻く筋群が発達していきます。当たり前ですが一つの方向にしか動かせない関節より多方向に自由に動かせる方が動きの幅は広がり、しなやかな身体になります。
これから伸びていく子供たちには非常に重要な要素です。そこに着目して様々なスポーツを楽しみながら取り入れて、動かしやすい身体の成長を促します。
子供たちの心の成長
近年のネット環境の整備により情報の多種多様化、スピード化は言うまでもありません。特に新型コロナウィルスの影響もあってか画面上、オンライン上でのコミュニケーションが当たり前となってきています。
スポーツ界も例外ではありません。オンライントレーニングや指導者とのオンライン講習など、確かに場所や環境を選ばない部分は非常に有効な面もありますが、今後を担う子供たちにとってはリアルなコミュニケーション能力の低下が危惧されます。
スポーツの良さは常にリアルなことだと思っております。仲間や対戦相手とリアルに向かい合って協力したり戦ったり、勝ち負けがリアルに出たり。その場所で実際に体を動かして感情をぶつけ合って嬉しかったり悔しかったりを共有することこそスポーツが感動を生む要因です。
相手の目を見て話したり、挨拶をしたり、感情を表現してそれを読み取ったり。そういう点もスポーツをやっている子供たちが成長過程で競技の勝ち負け以外に獲得できるスキルだと思います。
また、複数のスポーツを肌で経験し多くのスポーツ文化に触れることでより子供たちの考え方なども多様化し自分とは違うスポーツをやっている子供たちとコミュニケーションをとることで色々な考え方が出来るようになってほしい。限られたスポーツの偏った考え方ではなく柔軟にいろんなことに対応できる思考を持ってほしいと思います。
毎回違うスポーツを様々なコミュニティの子供たちが混ざり、一緒になって楽しむことによりコミュニケーション能力、ネットワーク構築力を身につけてほしいと思います。
専門種目以外のスポーツを行うことで、初めてのこと・苦手なことにチャレンジする力も重要に思っております。日本では一度始めたことは続けることが良いとされる風潮にありますが、いつからでも新しいことにはチャレンジは出来ます。そういった力も育んでいきたいと思います。
スポーツを取り巻く環境について
近年の小中学生のスポーツを行う環境は決して良好ではないと感じております。
遊ぶツールが外遊びよりもゲームが主流になったことも含め、公園などでのボール使用禁止などによる場所の制限、小学生でも習い事が増え外で遊ぶ時間・スポーツを行う時間の制限、少子化により兄弟の有無など遊ぶ相手の制限も重なり、なかなか外で思いっきり遊んだりできないのが現状です。
特に中学生においては教員の方の働き方改革により土日のクラブ活動が制限されております。加えて平日の練習時間も非常に短い時間となり、なかなか目一杯スポーツを出来ているとは言い難い環境です。クラブ活動がない土日は家でゲームばかりしているとよく親御さんからお聞きします。
FUNスポーツ!フィジケイド✩では京都市内の運動施設を予約し、その施設に応じてスポーツを企画します。2時間のうち前半は身体づくりのトレーニングを後半は毎回様々なスポーツを行います。クラブやチームに所属している小中学生にはクラブがない日のトレーニングと他種目による身体の成長を。また、まだスポーツを始めていない子供たちには、チームに所属するという形をとらないのでこちらが準備した環境に参加してたくさんの子供たちとふれあいコミュニケーションを取る。行きたい日や、やってみたい種目、場所によって参加を決めれるところにメリットを見出しております。
子供たちの想い
競技スポーツをやるにあたって「勝つ」ということはもちろん重要です。「勝ち」からしか得られないこと、「負ける」ことからしか得られないことはたくさんあります。
しかし成長期の小中学生には「勝ち負け」にこだわり過ぎるのは早いと感じる部分も多々あります。“勝利”に執着するあまりジュニア期に小手先の技術ばかりを追い求め、肝心の基盤である身体の部分が成長しないまま動きが小さくなり成長を止めてしまう。よく見られる光景です。中学生時期の結果がその後の進路に大きく影響していることも要因の一つなのかもしれません。ジュニア期には身体の成長を一番に重んじ、動作を出来るだけ制限せずにダイナミックに目一杯身体を大きく使う。そういった身体づくりができた状態で高校に入ってより専門的に競技スポーツに向き合った際に勝つための技術を習得しても遅くないと思います。
また、勝ちを追い求めるチームにおいてレギュラー争いや厳しい練習、監督やコーチからの指導により好きで始めたスポーツなのに辛そうな表情で練習をしている子供も非常に多く感じます。スポーツはもともと楽しむが語源になっている通り楽しいものです。勝利至上主義で楽しむことを少し忘れている子供たちにも届けたいと思います。
練習の中でたまに専門とは違うスポーツをしてもらうと見違えるような表情で楽しんでいます。そんな表情を取り戻してほしいと思います。
経験していないスポーツには頑張れば届きそうな目標設定や成功体験がたくさんやってきます。その中で子供たちは嬉しさや悔しさを素直に表現する本当に良い表情をしてくれます。
FUNスポーツ!フィジケイド✩はそんな子供たちの「いい顔」をどんどん創り出していきます。
FUNスポーツ!フィジケイド✩は子供たちの成長を応援します!!(^^)/